晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

自閉症と診断されるまで~長男2歳8ヶ月。

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長男が自閉症だと、私たち夫婦の中で確信に変わってから、私は毎日毎日泣きました。
長男を見ては泣き、次男を見ては泣き、ネットで自閉症について調べては泣いて、涙って枯れることはないのかってくらい泣きました。
眠ることができずに、眠れて1日一時間。
体重も1週間で六キロ落ちました。


この子は普通に学校に通ってお友だちと遊んで、普通に進学して就職して、結婚してってそんな人生を送ることはできないの?
私もこの子と一生過ごさないといけないの?
私たちが死んだらどうなるの?

そんな先のことも考えたし、

この子ともう会話をすることはできないの?
何を考えているのかすらわからないままなの?

そんなことも考えました。


でも、それと同時に、今までなんでうちの子はできないの?なんでこんなに大変なの?
そんな毎日をすごしていたのでほっとした気持ちも強かったです。


そして、たまたま発達相談の日を早めてもらえて。
そうと分かった10日後に先生と話をすることができました。

診断結果は、自閉スペクトラム
ADHDとの合併と言われ、今特に問題なのがこのADHDが強いことだと。


先生には風邪など普段の診察や検診などもお世話になっていたこともあり、やっぱり早い段階で自閉症ではないかと疑っていたようでした。
ただ、まだ診断するには早かったこと、私が第二子の妊娠出産があったこと、転勤族であることなど、いろんな家庭事情を考えて話すタイミングを見ていたとのことでした。

こんなに考えてくれる先生に出会えて幸せだと思います。

診断されたら泣くかなぁーと思っていましたが、泣きませんでした。
あとは、長男がこれから楽しく明るく生きていけるように、できる限りのことを精一杯やろう!
そう強く思えました。


診断されるまでの10日間。
私なりに、色んなことを調べて考えました。
今まで自閉症に持っていたイメージが覆されました。物の見方、捉え方が一気にかわりました。

普通って何なんだろう?
何をもって普通なんだろう。
普通なんてないんじゃないか?


私にとっては長男はかわいい息子です。
自閉症だけど、他の子となんにも変わりません。
ちょっと元気すぎて大変なことが多いくらい。
それだけ!

私が今まで知りもしなかった世界、考えもしなかった見方を教えてくれた長男に感謝の気持ちでいっぱいです。


今住んでいる地で、ずっと見てもらっている先生のもと、しっかりと療育していこうという夫婦の気持ちが固まったので、転勤族ではありますがすぐに自宅を購入しました。どこに腰を据えるか決まっていなかったので、ここだと決める決心をさせてくれたのも長男なのでそれも感謝です。(夫にはそのうち単身赴任してもらいます…)

長男が毎日楽しく過ごせるように、私もしっかり勉強して家族でサポートしていきたいと思います。