晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

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母、右扁桃周囲膿瘍で入院する〜ワーファリン服用者の悲劇。

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このコロナ問題の中、大変なことが起きてしまった。


母である私、風邪をこじらせ喉の炎症を悪化させ…

扁桃周囲膿瘍

という扁桃腺に膿が溜まる症状になり入院してしまいました。ちなみに、扁桃炎が赤くなるレベルの風邪や気管支炎系はわりと体験してましたが、こんな惨事は人生初でした。


ことの発端

実は我が家、3月前半次男6日間の発熱、よくなってすぐに長男4日間の発熱。最後に私が発熱というループにハマっておりました。


子どもたちはインフルでもなく発熱のみの風邪で、解熱剤しか薬も出ず良くなったため、自分が発熱したときも「まぁよくなるだろう」で受診はせず、カロナールと市販の総合風薬でしのいでおりました。

解熱剤で下がれば体は動けるんですが切れれば熱も上がり動けないからまた薬という感じで3日目、ついには喉が痛くなり飲み込めず食べられなくなりました。連休挟み、6日目の発熱。

熱はもちろんですが、つばを飲み込むのも食べるのも辛く口が開けられないまでになっていたので、耳鼻咽喉科を受診したところ、鼻カメラなどをして、喉は腫れているが扁桃腺に腫れはないとのこと。ただ症状としてはかなり辛い状況だと思うのでと、ステロイドと抗生剤を内服。びっくりするほどすぐに痛みはなくなり5日間薬を飲んだところすっかり元気に!


と、ここが甘かった。 


子供の看病疲れからの自分の発熱しかも食事も取れずに6日。そこからの内服で一度は回復したかに思えていただけで、
私の免疫力はかなり落ちていたようだったのです。


2度目の受診からの入院

良くなったと思っていた3日後、また喉に痛みを感じ、熱を測ると微熱が。これはまずいとその日は早く寝るも、翌朝すでに喉が腫れ触ると痛みがある上になにも飲み込めない、そして悪寒とともに発熱!前回は6日かけて起きた喉の症状が、たったの半日でこんなに悪化したことに衝撃を覚え、朝イチ耳鼻科へ。 


医者より、
あきらかに前回とは症状が変わっていて、扁桃腺が腫れている。ステロイド抗生剤を飲みきって3日足らずのこれだとまずいと、入院したほうがいいと。


紹介状をもらったときに「お子さんもいて大変だとは思いますが、これは耳鼻科としては入院対象です。向こうで入院と言われたら、大人しく入院してください」と言われ、、なぜこんなことにーと思いながら、
すぐに大きい病院に回され、即入院になりました。



扁桃周囲膿瘍という病気


お恥ずかしながら初めて聞いた病名。
喉の炎症で扁桃腺に膿が溜まるという病気でした。
30代くらいの若い世代に多い症状で、とにかく進行が早いため、体調が悪くとも仕事が忙しく自己判断で受診が遅れるとどんどん悪化して炎症は悪化し続けるとにかく飲み込めない声が出せない40度近くの高熱が出るそう。
炎症が器官までいくと呼吸困難になり、器官の切開が必要になるほどらしい。恐ろしすぎる。

私は免疫が低下していて最初の内服で炎症を抑えきれなかったんだろうとのことでした。もしかしたらパワーバランスが良好であれば内服だけで完治していた可能性もあると。運が悪かった。


通常であれば、まずは膿を切開して、ステロイドと抗生剤の点滴治療をし、炎症が落ち着いたら退院の流れになるそうで、最短で5日間入院と言われましたが、私には忘れかけていた持病があった

そしてその薬のために、一般的な治療ができなかったのです。

持病がある危険性


このブログを昔から読んでくださっている読者の方は私にはアンチトロンビン欠乏症という持病があるのをご存知かなと思います。  

過去記事貼りたいけどスマホからうまく行かないのでまた貼ります。


このアンチトロンビン欠乏症というものが、血が固まりやすいという生まれつきの疾患で、血栓予防のためにワーファリンという血をサラサラにする薬を服用しています。通常の人の2倍くらいサラサラにコントロールしているので、怪我をすることは危険です。また、なにかしらの外科的対応の際は管理が必要だと言われており未だそんなことはなかったのですが、今回血が止まりにくいために、膿を切開する判断をすぐに耳鼻科医ができませんでした。

採血と膿の場所を確認するCT検査をしたところ、
まず、サラサラ度合いがコントロールしてる倍の数値になっていたこと(超絶サラサラってこと←通常の5倍サラサラだった。採血の部分を5分止血しても2センチほどの内出血ができるくらい内部でも止まらない)、また膿の場所が首の骨近くと深い場所だったとのことで普通でも結構な痛みがある上に出血がある場所だから、現状では切開ができないという判断に。

ひとまずかかりつけの大学病院との連携でワーファリンは休薬になり、点滴で炎症を抑える治療が始まりました。



記事はまだ続きますが、声を大にして言いたい。

ワーファリン服用者の方、まじで扁桃周囲膿瘍だけでなく、なにか病気にかかったらまじでたいへんですよ!!

早く退院とか無理ですよ!!








治療の経過

経過は、まず私が二度目の悪化から耳鼻科受診へのタイミングが半日と早かったことで、膿の大きさが小さかったということが功を奏し、
点滴のみでかなり炎症は治まってきました。元の炎症が大きければ、点滴だけでは治まらず、大学病院で切開手術になっていたようなのでそこは避けられました。



通常、ステロイド抗生剤だと凝固傾向になると言われているらしいのですが(耳鼻科ドクター談)ワーファリン服用しながらのステロイド内服はワーファリン効果がかなり上がるようで、今回効きすぎることとなってしまいました。休薬をして薬の効果が切れてくると、血のサラサラ度合いが下がってきました。


こうなると今度は血栓が心配になるので、すぐに低量からワーファリンスタート。
ワーファリンはコントロールに時間がかかり毎日採血をしてサラサラ度合いを見て調節しなければなりません。
まだ普段の量にも至ってませんが、抗生剤点滴は続いてるのでそ兼ね合いを見ながらもとの量に戻しているところです。


炎症も落ち着き、明日からは抗生剤も少し減るようなので、ワーファリンの数値が安定したら退院できそうです。

まだ日にちは全く決まってないけど。
この若さで血栓3度の病歴はなかなかのものなので、大学病院の方とも連携取りながら焦らず行きたいといわれました。


入院中の家族


今回コロナのせいで家族にも一切面会できず。入院するなんて思わず朝の8時過ぎに耳鼻科に行き、そのまま入院してしまったので、そこからもう1週間子供にも会えておりません。 

環境の突然の変化が受け入れられない発達障害児…しかもいきなりの入院そして全く会えないという悲劇。

色んなことが交錯しましたが、とにかく初日は私もきつすぎて深く考えられず。
 

家族の連携で、平日は母が子供を見てくれて、休日は夫という形で乗り切る体制が整いました。


子どもたちは、私が入院前にずっと体調を崩して心配してくれていたので、「喉を治すために入院してる」と理解してくれて頑張って過ごしてくれてるみたいです。

うちの自治体はとりあえず学校スタートします。何が正しいのかわかりません。
ただ、うちは、私が入院してるから子供見られない!切実!!なので、登校させます。


とにかく新学期準備を何一つせぬまま、何も知らない夫に託すという悲劇。 
またこのあたりは続報書きます。

 
世の中はコロナでいっぱいだが、私は全然違うところでいっぱいいっぱいだー!

早く退院したいです。

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