晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

おうちでできる滑舌トレーニング。

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5歳、年長の長男、指摘もされていた滑舌の悪さについて見てもらうべく、幼児教育センターのことばの教室行ってきました!


ゲーム感覚の課題で単語の発音をチェックされましたが、結果、耳にも問題ないし、発音自体は悪くはなく、しっかりと言葉の理解もできているしわかっている。ただ、まだ未熟さが残っているところもある。

ということでした。

・『しゃ』と『ちゃ』の使い分けができていない。
・長い文章になると、『さ行』がうまく使えていないときがある。
・『ポスト』が『ポット』になったり、『そして』が『そって』になったりする、音韻発達の未熟さがある


ことばの正しい発音というのは、早い子は4歳頃に完成されるものらしいのですが、どうしても個人差があるものなので、耳などになんらかの問題がある子を除いては1年生の終わりくらいまでに完成するものなのだそうです。音韻発達の未熟というのは、音韻ということばを構成する語をしっかりと発音できていないということになるのだそうです。これは、小学生になりしっかりと音韻を学ぶことで意識していくものになるそうなので、今はまだあまり考えなくてもいいと言われました。

何より長男は、しっかりと聞き分けができているし理解もできているので、現状の滑舌の悪さはあまり気にしなくともそのうちよくなっていくだろうが、もともと人の真似をすることが上手ではないのでゆっくりかもしれないとのこと。これは小児科のSTでも同じことを言われていたし、おそらくいつかはよくなるんだろうとかなり前向きになりました~。しかし、一年生の間によくなるかは微妙なのでできれば促進してあげたい!


そこで!

おうちでできる言葉の適切な発音を促進する方法を教えてもらいました。


○ポッキーを横にして、チョコの部分を舌で舐める。


めっちゃお行儀悪い感じですが(笑)チョコをきれいになめてなくなると舌を滑らかに動かせたということになるので、舌のトレーニングになるそうです。


○麦チョコを右頬から左頬へ舌を使って動かす。

たまごボーロでもいいそうですが、麦チョコだとチョコが溶けていれば舌を上手に動かしたということになりわかりやすいので、麦チョコがいいみたい。
右ほほとか左ほほのイメージをなかなかうまくつかめないのか苦戦していました。


○発音の○×クイズ

大人の発音を聞いて、合っているか合っていないかを子供に○×で答えさせる。

しんかんせんをちんかんせん→×
そうでしょうをそうでちょう→×

など。

子供の発音間違いを指摘してしまうことは絶対にいけないので、親が間違うことで子供に意識をさせるということみたい。



長男が喋り始めたのが3歳半、まだ2年半くらいしか言葉を喋っていないし、元々人のマネをすることは上手ではないわけだし。
そう考えたら聞き取りも出来てしっかり理解もできてるだけですごいじゃん!と思えました。
私自身勉強になり、面白かったです。

家でもトレーニング続けてみようと思います。

そして!

この教室で、イラストを見てどんな場面か答える問題があったのですが、全然できなかったー!

一つ目は、

公園の一コマ。ブランコに乗っている女の子を男の子が揺らしていじわるしている。それを男の子と女の子が注意している。

というようなイラスト。

「これはどんな絵かな?」

「んーと、ブランコ。」

「みんななにしてる?」

「んー、ブランコに乗ってる」

「ほかになにかわかる?」 

「んー。んー、わからないよー」

「誰がブランコにのってる?」

「女の子」

「どんな顔してる?」

「困ってる」

「どうして?」

「男の子がゆらしてるから」

「他の子たちはなにしてるのかな?」

「うーん、だめだよって注意してる!」

こんな感じで、パッと見たときにはなんにもわからない様子で、少しずつ質問をして様子に気付かせればわかるという感じでした。

もう一枚は、

幼い姉弟とお母さんの一コマ。バス停につく直前に男の子が転んでしまって、バスが出発してしまい、お母さんが女の子にバスをとめてきてという仕草をしていて、女の子がバスを追いかけているというイラスト。(難しく感じますがみればわかるし、年長はできる問題らしい)


これに関しては、男の子が転んだことと女の子が走ってるしかでてこず、先生が質問しても、

「むずかしいからわからないよー」

と答えられませんでした。


客観的なことは、こんなにもわからないんだなぁと。これがまさにASDの子が空気が読めないのを表していると思う。
こんなにわからないのに、幼稚園でほんと頑張って過ごしてているなぁと思いました。
これに関しては、本人が様々な場面を経験して失敗して積み重ねて身に付けていくしかないので、本人が頑張るしかない!
幼稚園はいろいろなところで予想もしないことが起きていると思うので、幼稚園にいれてほんとよかったなぁと思いました。


あっという間に6月も下旬だぁ~!



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