晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

3歳2ヶ月から始めた療育を振り返って。

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このブログは「自閉症 特徴 2歳」というキーワードで訪れる方が大勢いらっしゃいます。
他にも、3歳 自閉症、療育などなど、
2歳〜3歳前後で、子供の発達のことで気がかりなことがあり色々とネット検索しているママなんだろうなぁと思うと、
2年半前の自分と重なり、考えただけで涙が出そうになる‥。


長男が自閉スペクトラム症と診断された2歳8ヶ月。何をどうしていいかわからなくて、とにかく色んな言葉でネット検索して、何かいい情報はないのかと朝まで探して。とにかく療育をさせないとこの子は伸びない!というところに心は決まり、片っ端から見学して泣きながらこの子の様子を伝えて、
そして入れることになったひとつの療育園。

そこでの生活もあと1ヶ月を切りました。


療育手帳の申請では、呼びかけにも全く反応しないしガチャガチャおもちゃで遊ぶのみ。テスト不能で知的中度。
言葉はほとんどオウム返し。1秒たりとも座れない。集団活動なんてもってのほか。やり取りなんてできなかった。


そんな状態から入園し、少しずつ手が繋げるようになり、一緒に歩けるようになり。トイレもできるようになり、集団活動も参加できるようになって真似も増えました。 そして、言葉も少しずつ増えてきて、2語文が出て。
なんといってもほぼ無表情だったのに笑顔が増えてとっても可愛くなりました。


そこからの成長は著しく、話せるようになってきたと同時にひらがなカタカナをマスターして、国旗を覚えて都道府県を覚えて。


並べたり積んだり投げるだけだったおもちゃも、本来の遊び方ができるようになり、破るだけだった本も読むことができるようになりました。


もちろんできるようになったこともたくさんあったけど、
元々の特性である多動面は相変わらずで、じっとできることもあるようになったものの、集中できなかったり動いてしまったり、他のことを話し始めたり。
大変さの質が変わっていますが、本質は変わりません。

本人もどうしようもできないこともあるのに、それを注意されることも多いし、私に怒られることも多いし、可哀想なことをしているなぁと思うこともたくさん。


思い通りにならなかったり、うまくいかなかったときの癇癪はまだまだあるけれど、だいぶ切り替えもできるようになったし昔とは違う!



2年間、毎週親子の活動があり、次男を一歳前から託児所に預けたりほんとにバタバタして、もちろん大変なこともたくさんだった‥
でもこうやって濃い時間を過ごせたのも宝だなぁと思います。

入園したときは、まさか幼稚園にいける日が来るなんて思ってもなくて‥幼稚園にと決めてからも毎日胃が痛くて仕方なかったけれど、今はとっても清々しく前向きな気持ちです。


昨日「なんでぼくはやめるの?やめたくないよー」と言ってきて、なんだかしんみりしてしまった私。

「年長さんになるから幼稚園に行くんだよ!」
なんて言ってみましたが、きっと全然納得してない。


本当に手厚く見てくださって、しっかり向き合って考えてくださった先生方には頭が上がりません。




ちょっと振り返るには早いかなぁと思いながら、あっという間にくる卒園に向けての気持ちを書いてみました。


今お子さんのことで悩んでいる方、今は暗黒の日々のようでも、前を向いて助けてくれる人の力を借りて進んでいけば、必ず道は開けますよ。私がそうでした。
悩むこともたくさんあったけど、あのときたくさん悩んで苦しんだから今があるんだなぁと思います。


こんなにがっつり取り組んだ療育生活が終わることはほんとに淋しいけれど、長男のためには必要な選択。
また前を向いてがんばります!

さて、あともう少し、がんばるぞー!



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