晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

自閉症児育児~視覚優位の自閉症児にスマホ・タブレットは有効?

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視覚優位と言われている自閉症児。

耳から入ってくるものより、目で見るものの方が入ってきやすいのだそうです。


長男は、定型発達児が一歳半までにできるようになる真似が全くできませんでした。
2歳過ぎた頃、なんとなーく始めたのがテレビの真似。テレビは大好きで、いつもバタバタ動いているので静かにさせるためによく見せていましたが、私たちの真似はできないのに、テレビ画面の中のものは真似できる。


これも、自閉症児の特徴みたいです。テレビはその枠の中を見ればいいし分かりやすいから。


2歳半頃から少しずつ私たちの真似も始めましたが、テレビの真似に比べるとまだまだ…


そして、ここ1ヶ月くらい、私たちのスマホを勝手にいじるようになり…
これがまた全く教えてないのに、完璧に使いこなしていました。YouTubeから自分の好きな動画を見つけてずっと見ていました。


それで色々と私なりに調べてみたのですが、
あるんですね自閉症向けのアプリ。
目で訴えてくるタブレットなどは、視覚優位の自閉症児に向いていると!文字を紙に書けないけどタブレットでは書けたり、数字なんかもそう。

確かに、長男の扱い方を見てると、絶対にいい!と確信が持てるくらい上手に的確に扱えます。
どのようにその画面にいったかも記憶してるようだし。

でも、3歳のまだ私たちとのやり取りもままならない子に、いくら静かになる楽な手段とはいえ持たせていいのか?


小児科の発達相談の日に先生話すと、やはり禁止令が出されました。。

「今、そういうものを与えてしまうと、せっかく出かけたコミュニケーションの芽をつんでしまう。
人との関わりを今諦めるのならそれでもいい。
そうでないなら、今与えてはいけない。

与えるにしても時間の概念、例えば「30分だけね」などと言うやり取りができるようになってからだと。
タブレットの療育なども出てきているけれど、しっかり見極めていかないと、元々こういう機械に強い特質を持っているのでのめり込んでしまう」


とのことでした。
現実との区別がつかなくなってしまい、やめられなくなりそればかりになってしまうそうです。

実際、今そういう類いのものにのめり込んでしまい、睡眠障害をきたしたり、人との関わりが全くできなくなってしまった子が今たくさんいるのだそうです。


「落ち着きもなく、静かにしてくれる時間がないから、親が簡単なそういうものを渡したくなる気持ちも分かります。でも、今頑張らないとあとで後悔しても遅いです」

よくはないだろうと思ってはいたけれど、ここまではっきり言われると、絶対にさわらないようにさせねば!と思います。


その日から、見えないところにスマホを置くようにしましたが、たまに探すそぶりを見せますが大丈夫でした。

今でよかった。


確かに、スマホタブレットは、楽しく勉強できるもののひとつだと思います。特に自閉症児にとって。

もう少しやり取りできるようになるまで、我が家で使わせないようにします。