晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

療育の効果。

スポンサーリンク


最近、慌ただしく更新が滞ってます。

ちょっと話題を変えて。

療育という言葉を意識して聞いたのは、長男が一歳半のとき、発達外来で先生にすすめられたときでした。

療育とは聞いたことはあったけと、実際どんなものか全く知りませんでした。結局そのときは入れなかったんだけど、半年前から月に1回療育園の活動に参加しています。

療育とは、障害を持った子供が社会的に自立するために支援することで、治療教育のことなのだそうです。
目的はここなのだけど、これに向けての方針というか支援の仕方が、療育する場所場所で違ったりするなぁと、最近療育園にいくつか見学にいって知りました。



長男が通っているのは、療育園が開いている月に1回の落ち着きのない子が集まるクラスで、子供の発達に心配のある人は誰でも参加できるもの。

申し込んだ当時は自閉症とは思っておらず、多動が強いだけと思ってたのですが…
今は自閉スペクトラム、特にADHDが強いと診断を受けております。

6月から通い始めて今月で6回目でした。

毎回プログラムがしっかりと決まっていて、制作をしたり、認知課題、粗大運動と学校のに教室を移動して行われます。

まぁ毎回毎回、
座れない→私たちが無理矢理押さえつける→大パニック→活動参加できず
この繰り返しで、もうこんなんで意味があるのかな…と、毎回思わされてました。


しかし、自閉症とはっきり診断されてから初めての教室で、なんと座れたんです。
こんなこと初めて!もうビックリさせられました。

今までのように無理に押さえつけることはしないと決めていたので、私たちの接し方が全く違うのもあるのか、本人が慣れてきたのか、とにかく楽しんでいました。

イラストのカードを見て、「あぁ!あぁ!」と指差し。シールはりの活動では、どんどんどんどん貼っていって一番に終了。ここで待っててねと言われたときは、そのマットの上に座って待ってたり。もう本当に驚かされました。

先生は、今まで見てないようでしっかり活動を見てて、慣れてきたんじゃないのかと。
こういうひとつひとつの積み重ねなんですよ、と。

ほんとそう思いました。無駄なことなんてひとつもないんだなー
諦めないで続けててよかった。


そして、私も初めてどんな活動をしてるかを観察することができたんだけど、
療育ってスゴイ!
というのが感想です。

本当にちょっとしたことなんです。
子供の集中力が続くようにスピード感のあるイラストや写真を使った音楽つきの活動。
とにかく早いし、どんどん移り変わるのであきない。

これ普通の子育て支援の活動なら、手遊びしたり紙芝居や絵本をゆっくり見たりなんだろうけど、
そんなの絶対にみないもん。

片付けるときは子供が気が散らないよう、子供にはイラストを見せて、その間に親がさっと机の下に隠すように誘導。

これも、はい、みんなで片付けましょうね~じゃ無理だもん。無理矢理片付けるのは大パニックだし。

普通の子にとっては何でもないことなのかもしれない。でも、その何でもないことが、長男にはとても難しいこと。
それができるようになるために、療育は本当に大切だなぁと改めて思いました。


なんとか4月から療育園に入れるといいです。