晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

療育園決定~療育とはなにか。

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今月半ばに、無事に第一希望であった療育園の決定通知が届きました。

市内に5つの療育園があるのですが、すべて見学に行き、雰囲気や療育方針をしっかり見て確かめて、月1でお世話になっている園に申し込みました。
希望者が定員以上だったので、ドキドキでしたが。
無事に4月からの入園決定通知が届き、ほっとしています。



療育とは、障がいをもつ子に対して社会的スキルを身に付け生きていくことができるようにする、治療教育のことです。(なんて知ったようにいってますが、ちゃんと療育を理解できたのはこの数ヵ月です…)

障害といっても、ひとりひとり全く違う個性を持っているので、各個人に合わせたカリキュラムのもと、これから生きて生きていく上で困らないこと、困らない日常生活を送れるように教えてくれるのところが療育園です。

私がそこの療育園に決めた大きな理由は、週に1回の親子療育の日があること。
ここの施設は、「いつでもどこでもだれでもが、その子と問題なく過ごせるようにできるように療育をする」と言うことを大きな目標としていました。

療育園だけで、先生の前だけでできるのでは、日常生活で困ることがたくさん出てきます。
だから、これから先親がその子をしっかりと支援していくためにも、親への教育もしてくれるんです。

親子で散歩にいってみよう、手を繋いで公園にいってみよう、ショッピングセンターにいってみよう、スーパーにいってみよう。プールにいってみよう。

おそらく、定型発達の子を育ててる親からすると本当に普通のことなんじゃないかなー思います。
でも、私たち家族にはこれができないんです。

外でパニックになったときはどうするべきかなどの、こういうときはどうしたらいいかを教えてくれるんです。

これはすごくありがたいこと。
実際、我が子ながらすでにもうどう育てていいのかわからないでいます。

週に1回、場所も少し遠いし、兄弟は連れていけないので預けないといけないし、負担がないとは言えません。でも、早くいきたい!それくらい今の私にとって、自閉症の子の育て方、関わり方を知りたい。我が子なのにね。情けないことだと思います。

今日、少しだけですがショッピングセンターに行きました。長男が、パンやさんの前を通りすぎた時におそらく、食べたい!となってカートで暴れて奇声を発しました。
それを聞いていたおじいさんが、嫌な顔して「すごい声だな」と言ってきました。確かに、うちの子の叫びはかなり強烈なんです。暴れ方も。
悲しかった。この子が見るからに障がいのある子ならこんなこと目の前で言われないんだろうな。
でも、これが現実なんです。
今までは小さかったし、まだまだ許される時期だったけど、もうすぐ3歳。どんどん世間の目は厳しくなると思います。今のままではもっともっと出掛けられなくなる。


療育を受けられることができて本当によかった。
心からそう思います。

はじめて療育園に行ったときは、我が子に障がいがあってここに入ることが悲しくてたまりませんでした。でも、今は私にとって療育園は希望の場所。楽しみな場所です。


これから療育を受けていく上で、本人にとってきついこともたくさんあると思います。
でもまだ3歳。超早期療育ではないのかもしれないけど、早く療育のスタートがきれたこの環境に感謝したいと思います。