晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

自閉症児育児~対人意識を高める。

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先週、言語聴覚士の先生の講演がありました。

長男は早い段階で発達検診に引っ掛かっていたので、1歳からST療法をうけており、定期的に言語聴覚士の先生と話す機会は多かったのですが、こういった講演としての話を聞くのははじめてでした。

きっと言葉の発達の順調な子供を育てていたら、なるほどーくらいで終わっていたかなと思いますが、長男が言葉が遅いこと、そして今言葉が出始めたということもあり、話に理解もできてとても勉強になりました。


ことばの発達に必要なことは色々とあるのですが、
印象に残っているのは「対人意識を高める」ということです。


人の目をみる、表情をみる、自分の要求を相手に伝える力~相手からの要求を受け入れる力


人とやり取りができるかどうか。


言葉が出る前も出始めたあとも、とっても必要なことがこれです。


うちは、このコミュニケーションの部分を1歳前から指摘されていたので、長男のやり取りの部分を私はかなり意識してきました。

2歳までやり取りらしいやり取りはほぼできなかったし、できるようになっても本人のしたいことだけ。

少しずつできるようになり、療育をはじめてだいぶ
できるようになりましたが、やはり興味ない場面は一切やり取りできない(聞いていないような雰囲気)です。


教えなくとも人を意識してやり取りができる1歳の定型の次男を見ていると、自閉症児にとって一番難しいこのやり取り=対人意識を意識しているかどうかいう部分は、とっても難しいしできるようになるには時間のかかることだと思います。


言葉が出ていたとしても、この部分ができていなければ一方的なものであるし、これはまた問題になってしまうし。



うちは早くからこの部分を指摘されていたので、
丁寧に関わってきたことが多かったと思っていますが、それでもやはりなかなか厳しい部分もあります。

言葉が出始めているので、言葉を使って人とやり取りをすれば便利なんだということを、また丁寧におしていく必要があるなぁとも思います。


ちなみに、長男は、待ちに待った「ちょうだい」をマスターしたので、この部分のクレーンが少なくなりました。
お菓子を指差して

「これはーちょうだい!」

とよくいってます。
3歳と3か月、今までで一番成長のスピードが早いなぁと思う今日この頃です。