晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

自閉症児育児~こだわりの多さ。

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長男が自閉症だとわかったとき、
自閉症児は多くのこだわりがあることを知りました。

気になることはキチンと自分の思うようにする几帳面な性格、2歳のイヤイヤ期だと思っていたものは、パニック状態になり癇癪を起こしていたのだと気付きました。


こだわりのこと、それをやめさせると泣き叫ぶ状態になることを話すと、

「うちもそうだよ~!」
「イヤイヤ期突入だね~!!」

と言われていました。

全く違いました。

自閉症と診断されて全く違うなと思ったという方が正しいかな?そのときは気付かなかったし、見極めは難しいことなんだと思います。

今、3歳になりまわりを見渡すと、イヤイヤ期の子はいないし、イヤイヤしていても何かしっかりと理由があったり、原因がわかるような気がします。

うちの子はその部分に関しては変わってません。

自閉症のこだわりというのは、とにかくすごい。
こちらには全く理解できない、なぜ?と思うルールを勝手に作ってしまいます。
なぜ?ということが、ひとつやふたつではありません。一日の生活の流れにおいてほとんど全てといっても過言ではないと思います。
それをやめさせたり順番を変えたりするとと、パニックになり癇癪を起こすのでまぁ大変です。

うちの子の場合、
・ごはんのとき、お皿やコップをキレイに並べないといけない。
・おかずは一口だけ残す。
・おかずを食べてからでないとごはんを食べない。
・ドアは閉めなくてはいけない。
・ちょっと曲がっているマットやシーツは元に戻さないといけない。
・テレビを座ってみているとき、誰かが立ってしまうと、その立った人を追いかけ手を引っ張り連れ戻しまた座らせる。
・録画してある番組を再生するときは、必ず同じ場面からでないといけない。
・お気に入りのプラレールは、本人なりの順番がある。
などなど…

見てわかるように、ほんとどうでもいいことなんです。ただ、これをやめさせたりしようものなら、泣くわ叫ぶわ暴れるわ、こっちに飛びかかってつまむわと大変だし、これらをさせないと次に進めません。やめさせても怒って、泣いてまた必ずやります。それをすると、今までの泣きが嘘のようにケロっとしています。

何かの最中でも、彼の中でやらないといけないことはマストなので、中断してでもやって何事もなかったかのように戻ってきます。


ひとつのこだわりが、何かをきっかけになくなることもあります。ただ、また新しいこだわりができてしまいます。

だから、ほんと自閉症なんだなぁとしみじみと思っちゃうんですよね。


自閉症に気付くまでは、「これはこうだよ!」といってやめさせたりしてましたが、パニックになるので…今はまわりの迷惑や危険なものでなければ気のすむまでさせています。なるべく癇癪は避けたいので…。


 
昨日、療育手帳と特児の申請が終わりました。
必要な書類や手続きも多く大変でした。
何度も長男について聞かれ、同じ話をしないといけないのが疲れましたー。とりあえず終わってよかった。

保育所での生活も1ヶ月を切りました。
ストレスにならないよう自由に過ごさせてもらっているので、毎日楽しく通っています。
何が変わったとか出来るようになったとか、明確なものはないんだけど、言葉の真似が増えたり、日中たくさん動いているからか、ほんの少しだけ落ち着いていたりと変化はあります。

保育所では、自分のマークの棚から帽子や上履きをとったり、靴を出したり出来るようになったみたいです。

集団に入って、習慣化させることは大事なんだなーと実感してます。4月からの療育スタートが楽しみです。