晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

自閉症児育児~クレーン現象。

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自閉症の大きな特徴のひとつのクレーン現象。
うちの子がクレーンをし始めたのは、2歳くらいだったと思います。

クレーン現象という言葉は、なんとなく知っていましたがまさかこれがクレーン現象だ!というのは、長男が自閉症だと分かった2歳8ヶ月の頃でした。


お、おそいかな…?


いや、でもはじめの頃はおやつを欲しいときに、私や旦那を台所まで押していくっていうのだったんです。まだしゃべれないし、こうやって欲しいっていってるんだなぁ~としか思ってませんでした。


長男は、自分が興味の持ったおもちゃなどは、他人の手を借りずに一人で工夫して遊ぶタイプでした。とにかく一人でもくもくと。手の届かないばしょにあったりするとやるだけやって諦めるという感じでした。


しかし、だんだん知恵がついてきて、こうしたらいいんだ!というようになって来てからは、私たちも押していったり、手を引いていくようになっていました。
そして、だんだん私たちの手をとって、してほしいところまで持ってきて、これをこうしてほしいんだ!という仕草を見せる。


これが強くなったのは2歳半くらいだったと思います。
そして、思い通りにならずにひっくり返って泣き叫ぶことが多くなったのもこの頃。


イヤイヤ期?魔の2歳?
みんなそう言ってるからうちもそうなんだろうなぁー大変だ。

くらいにしか思ってませんでしたが、パニックになってたんだろうなぁと今だからこそ思い、この頃を思い返すたびに、怒ってしまっていたことを申し訳なく思ってしまいます…


とにかく、毎日毎日手を引かれてやってほしいことをさせられてました。

自閉症だ!と思った時に改めて、

あれはクレーン現象だったんだ!!

と思いました。
今ではなぜ早く気付かなかったんだ?と思うんだけど、ほーんと気付かなかったんですよね…

手だけではなく、私たちを押していくことも多かったので、ここも気づかぬとのろでした。

友達の子供もお母さんを呼びに来て手を繋いで一緒にいくってことをしてたし、そこまでの違和感を感じませんでした。




ただ、決定的に違うことは、

・呼びに来るときに手しか見てない。
手を引くことしか考えてない感じ。
・お母さん、お父さんなどと連れていく人のことを呼ばない。(そもそも言えないんですけどね…)


ここが、自閉症児なのかなぁと思います。


いまだに、毎日毎日クレーンで呼ばれる毎日です。忙しいときや、下の子が泣いているときなんかにされるも、もー!とイライラすることもありますが、付き合ってあげるようにしています。


早く言葉が出てくれたらいいなぁと思っているので、言葉の誘導もしていますがなかなか難しいところです。


クレーン現象ででも、コミュニケーションをとろうとしてくれてることはいいことかなぁなんて思っています。