晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

自閉症児育児~体幹を鍛える。

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長男、療育をはじめて1ヶ月経ちました。
まだまだオムツですが、トイレでの排泄もできることが増えました。
明瞭な言葉が増えました。今までごにょごにょだった独り言が明瞭になり、歌を歌ったり園でのふれあい遊びなどのフレーズをずっとつぶやいています。
今までもごにょごにょ謎の独り言をよく言ってたんだけど、本人はこうやっ話してたんだなぁと改めて気付かされました。

弟におもちゃを貸してあげられるようになりました。大好きなおもちゃは貸せないけれど、自分の使っていないおもちゃを持っていってあげます。
大きな成長です。


目に見えて成長していてとてもうれしいのですが、そうなると今度は、次のステップが当然あるわけで。


今、園では親子療育ではママと一緒に歩く練習をしています。しっかり手を繋いでママのペースで歩く。簡単なことですが、自閉症児にはとっても難しい。まわりの興味に刺激されて、走っていってしまったり脱力してしまったり。それを阻止すると暴れてしまう長男と手を繋いで歩くなんてしたことなかったので…まぁ大変です。

それに、まだまだ本人の意識が、お母さんと手を繋いで歩いているというところにいっていません。
外の刺激や音などに気をとられたり、また他のことを考えてなんとなく歩いていると言う感じです。
意識を高めていくことももちろん課題なのですが、大きな課題。

それがゆっくり歩けるようになること。

わかってはいたけど、うちの子、ゆっくり歩けません。私のペースで歩くと小さいからついていけなくて小走りになるのかな?と思ったりもしましたが、違う。歩けないみたいです。
家でも外でも常に走り回ってるか座ってるか。


これは体幹が未発達だからだと言われました。

自閉症児には、体幹がしっかりしていない子が多いらしく、そのために姿勢が悪くなってくねくねしてしまったり、多動気味だったりと自分で自分をコントロールできないのだそうです。

長男は、あまりハイハイをしないまま9ヶ月の終わりには歩き始めて、そこからあっという間に動き回るようになりました。
運動面の発達は早かったし、しっかり成長してるんだろうと思ってたけれど、体幹は弱いままだったようです。

とにかくじっとしていられないのも、みたものにピューンと飛んでいってしまうのも、体幹が弱く自己コントロールができないことが原因。
体幹がしっかりしないことには、歩くスピードを変えることも難しいようです。

意識も歩くことに集中できないので、
先生が
ゆっくり歩かせるよに
「ドンドンドン」とゆっくりのスピードでドンに合わせて足を出しても
「ドン ドン」と音を真似するだけで足は小走りのまま。

後ろからついて歩いてくる子供をみて、おいかけっこをしていると勘違いしててキャーキャー喜んだり。こうなってしまうと、これをやめることは難しいので、本人はずっとおいかけっこしてました。

今の状態で、待ってとかゆっくり歩いてなどというのはちょっと難しそうです。

感覚遊びやグループダイナミックスなどを通して体幹を鍛えていくことになりそうです。