晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

自閉症児育児~成功体験を増やす。

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最近の長男に目立つパニックが、失敗したとき、できないとき。
今までは、いつもと違うとき思い通りにならないときにパニック…という感じでしたが、園での課題ができなかったりすると怒って泣いて暴れることが多くなってきました。


週末に、家でクッキーを作ったのですが、型抜きうまくできず、怒って泣いて、作ったものをぐちゃぐちゃにしてしまいました。
一度こうなってしまうと、また同じことをさせるのはとても難しい。そして、こういう失敗した体験はびっくりするくらい覚えていて、同じことをやろうとすると断固拒否してしまう。

これは、自閉症児の特徴で、思い通りにいかなかったりして失敗をするとその経験が残ってしまい、二度とやらない、嫌だ、というようになってしまうみたいです。
基本的に、真面目なので、失敗することは絶対にダメ!みたいな感じらしい。

私たちはもしもダメでも「まぁ頑張ったからいっか」とか「次がある」とか「なんとかなるかな」と、思えますよね。
でも、まずそのイメージが持てないのが自閉症児。
成功か失敗か、0か100か、みたいな感じなのかな。

でも、これってほんとに大変です。だって世の中、これじゃあ生きていくのが辛すぎます。


長男の園では、
とにかく、「成功体験を積む」ということをよく言われます。目標は普通にやればクリアできるものにして、できたらとにかく褒める。これを徹底しています。どんなに嫌がって泣いても、「今日はできなかったね」では終わらせません。「できたね、がんばったね!」で、終わらせます。

たくさん成功体験を積んでいくことで、自信になり嫌なこともやってみようかな!と思えるようになるみたいです。

そうはいっても、色んな場面で失敗してしまうことはあります。そのときは「大丈夫だよ」「次に頑張ろう」
と、根気強くこの価値観を教えていくことが大切みたいです。長男は今ここに来ています。
できたことは褒めて、できなかったからもうやらないではなく、できなかったけど次もやってみよう、と思えるように。
今までは、できなくて怒ってる姿を見ても、またやらせてこれ以上パニックがひどくなるのは嫌なので避けていました。でも、このままだとそれでいいと思ってしまうので…。
大丈夫!またやってみよう!の精神を身に付かせたいと思います。

にしても、ほんとにほんとにひとつずつひとつずつ教えていかないといけないから大変だぁ。。