晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

3歳7ヶ月発達相談。

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3ヶ月に1度の小児科の発達相談の日。
療育園の先生にいつも相談に乗ってもらっていますが、信頼している医師のアドバイスは私の一番の薬なので、最近は待ち遠しくてたまりません。

3ヶ月前はこんな感じ。


この日は、部屋に入ってすぐ、お絵描きタイムでした。前回は、先生が○のお手本を書いて、○を書いてと指示をしていましたが、今回はお手本なしで、○を書いてと指示をしました。
○がなかなか書けない長男でしたが、なんと先生の指示通りに、しっかりした○ではないけど、○が書けました。「赤で○を書いて」など、色の指示を出してもきちんとその色をとって○を書くことができました。
黄色のクレヨンで○は、黄色の○が見えづらくて納得できず、何回も書く様子もあり。
最後に本人は緑のクレヨンで○が書きたそうだったのですが、先生がわざと他の色を指示したので、それをなかなか受け入れられませんでした。
結局、指示された色と緑の2本を持って○を書いていました。

そして、先生が「お絵描きおしまい、遊んでいいよ」と言いましたが、いつもの聞いてない風でクレヨンをやめられず。少し書いていましたが、次の「遊んでいいよ」で遊べると気付いたのか?ささっとイスから降りて遊び始めました。


このやり取りからも、3ヶ月前との違いが感じられて感動しました。少し、?になるところもあったけど、ちゃんと色をとって○を書けて、指示にも応じられました。最後、緑のクレヨンを置くことはできなかったけど…。



先生に相談したことは…

・なかなか書くことができない。少し前までは、自分の好きなようになぐりがきだったけど、なんでも書いていたのが、書かなくなってしまった。私たちに「何を描いて!」とクレーンのように手をとって書かせる。書かせるものは国旗や数字、ひらがな。

→本人が分かっていることというのは、本人は一番できないこと。
分かっているけど、書けないできない、というのに本人が気づいてしまったんだろう。
自閉症、特に知的の遅れのない子は、自分ができないことに気付くと、絶対に失敗したくないから自分ではやらなくなる傾向が強い。自分の知ってる国旗や数字ひらがなを書かせるのもそれではないか。
とにかく繊細だから、怒らない、まずは見本を見せて本人ができるようにやらせてあげて、できたら褒める、これの繰り返しだと。今は、本人が書きたくなければ無理に書かせる必要はないが、少しずつは練習した方がいい。


・衝動的に家から飛び出したり部屋から出ていくことが増えた。少し落ち着いていたと思ったけど、

→これはもう仕方ない。理解が深まれば気になること考えることも増え、思い立ったら飛び出してしまう。どうしても多動性衝動性は強く持っているから、小学校に入るまでに落ち着かなければ薬を飲む
かまた考えればいい。


・やはり体が不器用であること、右手を動かすと左手も同じように動く。

→不器用さも仕方ない。普通利き手をうまく使いこなすための補助として反対の手を使うが、それはできないので、右手で書くときは紙を押さえるとか、とにかく教えていかないといけない。


絶対聞こうと思ってたことが聞けたのでスッキリ。
特に、最近ほぼ書かずに私に書かせたがるのが不思議だったので、理由が分かってよかった。

なんだ、うまくかけないことに気付いたのね、息子よ。失敗してもいいのに、書けばいいのに。
失敗してもいいんだよ、上手く書けなくてもいいんだよ、と、何度も教えます。
あと、少しかけたら褒める!これも忘れない。
ガラスの心であることを忘れないようにせねば。

多動性衝動性は、ほんと仕方ないのかな。とにかく今は命を守ることを一番に少しずつ落ち着いてくることを願います。


トイレの予告ができないことを、早くオムツとりたくて焦ってたけど、先生に「発達の凸凹がある人なんだから、そんなに焦らなくていいのよ~」と言われて方の力が抜けました。そうだよ、何を目指してたんだろう、周りと同じ成長まで持っていく必要はないんだよなーと。できることはたくさんあるんだから、それを褒めてあげなきゃ。


そう、あと、夜中に嫌なことを思い出して泣いちゃうのも、そのとき本人はなんのことない顔をしているけど、とーっても傷付いているんだと。表情を変えないのは、その時にどういう顔をしていいか分からないんだと。
なんだか切なくなりました。悲しいとか苦しいとか表情に出せないのは、そりゃ溜まるよね。
嫌なこと思い出して夜泣いてても、あー泣いてるなくらいに思えばいいそうです。
そしてなるべく失敗を責めない。褒めて褒めて伸ばすこと!
これほんと忘れそうになる。いや、忘れてはないけど、あまりにこっちも見ない話も聞いてくれない状態が続くと、コラー!ってなってしまいます…が、本人はわざとじゃないので…
褒める!忘れないようにしなきゃ。


不器用さに関しては、小児科の作業療法をスタートすることになりました!療育園でも作業療法的なことはしているけれど、マンツーマンでしてもらえるのでよかった。

そんな感じで、次はなぜか2か月後!
その間にSTもOTもあるし、色々忙しいけど頑張るぞー。

診断からもうすぐ1年だ。早いなぁ。