就学まであと1年10ヶ月。
年中は、通ってる療育園(児童発達支援センター)でしっかりと療育をして、年長では幼稚園に行くことを目標にしています。
受け入れてくれる幼稚園を探すことを含め、就学までに身に付けてほしいことをひとつひとつクリアしていくのが今年の目標です。
今日幼児教育センターの方が、療育園に来てくださり、就学についての説明会がありました。任意参加で、去年も話を聞いたのですが、今年も気を引き締めるために参加。
発達に心配のないお子さんであれば、年長の秋に行われる、地域の小学校での就学時検診に行き、そこで問題がなければ、その後どこの学校に通うのかという決定通知が来るという流れだそうです。
なので、定型発達のお子さんは、日々の家庭、保育園や幼稚園、こども園での充実した生活のもと、就学時検診の通知を待っていればOKということになります。
ただ、発達に心配のある子は、そうすんなりとは行きません。
幼児発達センターに相談したり、支援学校や地域の小学校の支援学級などの見学、学校側との相談、などなど、やるべきことがたくさんあります。
学校側にも、今までどのような発達をしてきたかなどをしっかり伝えておく必要があるので、そのあたりもうまく伝えられるようにしておかなければいけません。
就学時検診の結果をもとに、教育委員会から、「支援学級がいいのではないか?」「支援学校がいいのではないか?」というような判断をされるのですが、これはあくまでも提案であり、決定権は親にあります。
支援学級と言われても、普通学級に通う権利はあるのです。
手厚い支援のある支援学校なのか、小学校という多くの児童のいる中で、ひとりひとりにあった支援を受けていく支援学級なのか。
また、普通学級のなかで、クラスの児童と学びながら、特性にあった個別の授業を週に数回受ける通級なのか。
いくつかの選択肢はありますが、どれが我が子にとって一番幸せかを考えなければなりません。
交流級と通級がいまひとつ理解できていなかったのですが…
○交流級は
支援学級に在籍していて、普通学級でみんなと一緒に受けられる授業は普通学級にいき、苦手な授業は支援学級で受けるというもの
○通級は
普通学級に在籍していて、情緒面などで支援が必要な部分がある子に対して、支援を受けながらの授業週に1~8時間うけるもの
在籍しているのが、通常学級か支援学級なのかが大きな違いであり、支援を受けている時間に圧倒的な差が出ます。ちなみに、支援学級は必ず学校にはありますが(もし今なかったとしても、対象者がいればできるのだそう)、通級は地域によって違いがあるようですが、通級教室を行っている小学校であれば教室を移動するだけですが、そうでなければ通級のある小学校に親が連れていかなければならないのだそう。ちょっと大変そう。
小学校は勉強をするところです。なので、授業についていけるかどうかが大きなポイントになるのかなと思います。支援なく授業についていければ、普通学級だし、ついてはいけるが少し配慮が必要な子には通級だし、支援があれば授業についていける子は、支援学級なのだと。
そして、さらに手厚い支援が必要だと支援学校。
その子によって、何が幸せかはそれぞれです。
決めるのは親なのでしっかりと考えてあげなければなりません。
長男は就学まで2年近くあるし、まだまだこれから伸びていくはあると信じていますが、
元々持っている特性から、間違いなく支援は必要です。今考えられる刺激に弱い点、多くの音を同時に同じように拾ってしまうところ、この2つだけをみても、普通学級で過ごすことは難しいと感じます。
知能面での遅れはないのですが、まだまだ社会性は2歳程度。これをどこまで伸ばせるかで変わってくることですが、私としては、支援学級に在籍し、普通学級で過ごせるところは過ごしていくこと。
そして、いずれはだんだんと普通学級にいられる時間を増やしていき、様子を見ながら普通学級に在籍して通級指導。最終的に、普通高校を受験するというところが少し遠い目標です。
年中の今は、
・日々を充実して過ごすこと
・自己肯定感を育んでいくこと
・生活面のひとつひとつの目標をクリアしていくこと
・長男が困ったときにどう対応するかなど、配慮か必要な場面をしっかり把握し、私自身が人に伝えられるようにすること
・得意な部分は伸ばし、苦手な部分を少しでもカバーできるようにすること
こんな感じかなーと思います。
秋を過ぎれば、年中の子達も幼児教育センターで相談ができるようになるそうなので、親もそういった支援を受けつつ就学に向けてやっていければいいなぁと思います。
♪参加してます♪