晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

3歳5ヶ月発達相談~過剰適応について幼稚園にどう伝えるべきなのか。

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先日、次男の発達相談の日でした。

入園してから半年がたち、荒れに荒れた入園当初、次男に過剰適応という一面があることを知り…
接し方を工夫することでずいぶんとスムーズに進むことを増えたし、何より本人が成長したように思います。

こないだは、怒って泣いているときに「ごめんなさいー!おかあさーん!」と言えました。
多分、泣いて騒いでいるときに謝ったのがはじめて。いつもキレて泣いているときは、どんなに自分が悪くても人のせいにしたり謝らなかったので驚きました。落ち着いているときにはしおらしく謝ってきますが、結局同じことを繰り返す日々で…でも初めていえた。プライドの高い次男にとって、謝ることは難しいんだと思います。


そして、この半年で気づいたこと。

この子、話している言葉の半分も理解していないのではないか。

言葉が出てきてからあっという間に二語文、三語文とでてきて、二歳の時はかなり上手に話ができていました。
言っていることも理解して、空気も読めて、本当によくわかっていると思っていました。
そして、大人と同じようにおしゃべりをするし、表現もできていました。
しかし、本人が頭で思っていることと言葉に出ていることが違うために起きる癇癪がかなり多いようです。

ほんの一例ですが、わかりやすくいうと、
「あおがいい!」
といったときは、「本当にあおがいいの?あかじゃない?きいろ?むらさき?」

など色んな可能性を伝えると、実はみどりだった、みたいなことがたくさんあります。
家では落ち着く場所であるので、もしこれを私がそのまま受け取って、青を渡したとしたら「ちがーーう!!」といって物を投げてブチギレます。
「やりたい」といっても、実は本人はやらないと言っているつもりだったみたいな真逆のことも多々あるので、本人が思っていることと違うようになったときは悲惨なことになります。


家で私が半分くらいは違うんじゃないかと感じるということは、幼稚園で同じようなことがあったとしても、本人は違うとは言えずに我慢して頑張っているということになります。


家で荒れるというのは、結局は外で頑張って疲れ果てているからということなので、それはいいことではありません。
長男に関しては、先生ともたくさん話してフォローをして頂いているのですが、次男に関してはなんとなくどう話していいかわからず、園でもうまく過ごしている様子だったし特に話をしていませんでした。

しかし、今回の相談の日に先生に聞いてみると、
家と外の顔が違いすぎること。そして、本人はわかっているできているようでも、わからないできないと言えずに雰囲気を読み取って頑張って疲れてしまうから、かみ砕いて説明してもらったり、これから本人がわからないと言えるように気にかけてもらったりなど、伝えておいた方がよいとのことでした。


先生も、次男くんはすべての成長が早かったし、よく周りをみていて、言葉もたくさん知ってるけど、本当の意味で理解できているものはそんなに多くはなくて、頭の中は常にこんがらがっている状態だと。本人も何がわからないかわからないような状態なので、ひとつひとつ確認しながら覚え直させる必要があるとおっしゃっていました。元々力は持っているので、将来のために今のうちから丁寧に関わっていけば大丈夫だから、次は次男くんのために頑張ってと励まされました。


私の中の被害妄想的なものなのかもしれませんが、長男のことに関しても「全然問題なくない?」とか「大丈夫だよ」とかそういう言葉を言う人は多いので、社会性が高く特にトラブルのない次男に関しては、話してもあまり深く受け止められない気がしていて、本音を言うとあまり言いたくありませんでした。3歳児検診でも何にも伝わらなかったのに、幼稚園の先生がこれをどう捉えるのかと考えるとちょっと面倒くさい気持ちになってしまっていました。

でも、やはり内外の顔が違いすぎるのはいいことではありませんし、まだまだ幼稚園生活は長いので、早いうちに知ってもらっておく必要はあるのかなぁとも思います。

頑張りすぎてチックがでたりとか、突然「幼稚園にいかなーい!!」となったりとか、小学校に入って自傷行為をしたりとか、家庭内暴力に走ったりとか。
頑張りすぎてそういうことになるのはかわいそうだし困るので、できる限りの関わりはしてあげなければならないとも思います。


実は私の中で、長男がWISCを受けてから、彼が全てにおいて突き抜けていたのがわかり、なんだかちょっとホッとしたというか、これだけ突き抜けていればそこまで心配はいらないんじゃないかという気持ちになってきて‥
服薬が始まって落ち着いたりとか、年相応の社会性は成長とともにまだまだ身についてくる部分もあります。長男は、好きなことをどんどん調べて自分のものにしてそれを喜び楽しみと感じられる大きな強みがあります。しかも、それは高い記憶力により忘れないという素晴らしいおまけ付。楽しく生きていけそうなタイプです。


ただ、次男の場合は、これからどんどんフォローが必要になってくるんじゃないかと感じています。今まではできることも多かったけれど、個人の能力の差からできないことも増えてくるだろうし、そういったときに出来ないと言えずに、過剰適応しすぎてしまうと壊れてしまいます。

はじめ手がかかるほうが楽になるってこのことか?と思いながら。


通わせている幼稚園は、本当に受け入れが良くて、丁寧に対応をしてくださるので、次男のことも近いうちに話してみたいと思います。





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