晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

小学校での子供同士のトラブル発生!家庭ではどう対応するべき?

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前回の記事を書き、みなさんから励ましてもらえて‥とっても気持ちが晴れました。
幼稚園に対してもとても前向きに考えられるようになりました。そういう先生がいたことに悲しくなりましたが、理解してくれている先生も間違いなくいるのでそういう先生が一人でも増えたらいいなと思う。
私も発信し続けていきます。
ありがとうございました。


実は次男の事件の当日、もうひとつ事件が起きていたのです。。
多分単体で起きればちょっと気にしたけど、もうひとつの衝撃がでかすぎて忘れるくらいの出来事になってしまっていたぜい。

初めてのお友達とのトラブル!

長男ついに、やからしてしまいました。
ときたま弟には手を出すことがあったけれど(ほぼ弟が悪い)他人に対して攻撃的な手を出すこともなかったのですが、お友達を噛んでしまったのです‥。
相手の子は、歯型がくっきりと残るほどの跡が残ったらしいので、かなり思い切って噛んだみたい。
一度幼稚園でお友達にからかわれ、ぽかっと手が出たことがあったみたいなんですがそれは小さな喧嘩という形で終わったことでした。
支援学級のクラスとのトラブルだったのですが、状況や人が違えば大問題になった可能性もあったと思うのでびっくりしました。

我慢の限界を迎えた長男。何があったの?

事の発端は、相手の子がちょっかい出してきたことだったようです。
詳しいやり取りの内容まではわからないのですが、その子は普段から長男の名前をわかってるのにも関わらず何度も「だれですか?だれですか?」と聞いてきたり、筆箱を突然取り上げたりとかまぁ確かに私がされたらウザいかな‥って思うようなことをしてしまう子らしく。


長男は「やめて」と言ったのにやめてくれず、それでもしつこかったのでポカポカ叩き始めたけどやめず。
様子を見ていた担任もそろそろ仲裁に行こうかなと思っていた矢先に、がぶりといっちゃったらしい。

その子は元々言葉選びが上手ではなかったり、お友達にしつこくしてしまうという苦手さを持っている子で新一年生が入学してくれたことが嬉しくうちの子にも入学してすぐから、わりとちょっかいを出していたみたいなんです。

そのことは担任からも聞いていて、長男も嬉しくて一緒に追いかけっこしたりはしゃいだり、もちろん楽しく遊ぶこともあるんですが、子供同士、もちろんうまくいかないこともあるようです。

先日、長男は先生に

「なぜあの子は、僕に喧嘩のようなことを言ってくるんですか?僕は仲良くしたいのに仲良くしてくれない。すぐケンカの言葉を言ってくるから嫌だ。」

と話したそうなんです。

担任の先生は、

「あの子は、本当は仲良くしたいのに仲良くする方法がわからなかったり、言葉を選ぶのが苦手なんだよ。喧嘩がしたいんではなくて本当は仲良くしたいんだ。」

と本人の特性を伝えたのだそう。長男は本当に素直だし理解する力も高いので、
それを聞いて納得して、だから仕方ないんだなと思ってくれたそうです。
私達にも

「たまに変なことを言ってくるけど、あの子は僕と仲良くしたいんだよ!」

と教えてくれていました。

しかし、その日は相当しつこかったみたいで長男も我慢の限界を迎えたとのことでした。

友達に危害を加えた場合どうなるの?


学校によるのかもしれませんが、通常であれば双方の親に連絡して、親同士でも話してもらうこともあるらしいです。
今回は全ての流れを担任がみていて相手の子も自分が悪かったと反省していて‥噛んでしまったうちの子ももちろん悪いですが、人生勉強だ、お互い様ということで謝って終われたらしく。
先生から今回は学校内で終わらせますとお迎えに行ったときに言われました。
担任の先生は、個人的に対応がとても上手な方だと感じています。ある程度子供同士でやらせてみて、様子をみて介入してくれていますし、自分で考えて行動する解決するということを伝えてくれています。二人もお互い納得して終われたようなのでよかったです。
長男も、噛んだことは僕が悪かったととても反省していました。
とにかく、相手の子に大きなケガがなくてよかったし、噛まれて痛かっただろうし本当に申し訳ないです。


ちなみに、相手の子は6年生。1年生に絡んでないでがんばってくれお兄ちゃん!と思う気持ちもあったり(笑)
支援学級ですので色々な子がいますしそれはお互い様。仕方がないですね。

家庭で伝えたこと

長男には、今回のことは、叩いてしまったことと噛んでしまった以外はあなたは悪くなかったかもしれないけど、どんな理由であれお友達を傷つけてしまったら、原因があった子と同じくらい、またはそれ以上に悪く捉えられてしまうこともあるんだということを伝えました。
嫌だといってもやめてくれない子がいたら、その場から離れなさい、先生にいいなさい、絶対に手を出してはだめ。
ということも伝えました。

たまたま支援級での出来事であり、先生が全てを見ていたからよかったけれど、これが普通学級での出来事で誰も見ていなかったとしたら‥おそらく手を出したほうが悪くなるだろうし、恐らくハンデのある長男の方が悪く捉えられるのは間違いないと思います。

このような出来事が起きた状況としては、よかったんじゃないかと思います。


長男は本当にこういうことを素直に受け入れて理解してくれるので助かっていますし、本人も担任から噛んだとはダメだとしっかり注意され、とても勉強になったと思います。

こういった子供同士のトラブルは、子供であれば必ず起きることだと思います。
とくに情緒面のコントロールに不安を持つお子さんはこういったことが起きることも多いかもしれません。
いくら言葉で「人をたたかないんだよ」と伝えたって、今回の長男の事件のようにどうしようもなくなる気持ちがコントロールできなくなることだってたくさんあると思います。だからこそ、起こしてしまった時にしっかりと伝えていくというのはとても大事だと思います。


今朝、「僕は我慢ができないから薬を増やした方がいいと思うんだけど!」
と言ってきたので、薬が増やしても自分が我慢する気持ちはもっと練習してできるようにならないと変わらないんだよと伝えました。
一応本人なりに、我慢ができなかったこと、それではだめなこと、色々と考えているんだなぁと思いました。

こういうことが多ければ薬の量をという話になるんでしょうが、今回はそれには当たらないと思っていますし、本人の我慢する力がこれに限らずですが少し弱い部分ですので、経験を通して身について行ってほしいと思います。


小学校は、幼稚園までとは違い高学年の子からの洗礼たくさん受けるのでいい勉強になっています。

またまだ始まったばかり。がんばれ長男よ!



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