晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

自閉症児育児~視覚優位が強すぎる。

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先日の作業療法で、パズルをしました。

小さいパズルに興味を持ち、先生の助けを借りながら完成。そのあと、大きいピースの幼児向けのパズルをしていました。

手元で2つのピースを合わせようとしますが、目は他のピースを見ている。そして手で触っていたものは放り投げて全く別のピースをつなげる。

 その様子を見ていた先生が、

「視覚がちょっと強すぎて、触覚を全く使っていない。ただ手が動いているだけ。これではまずい」

と。このパズルは3歳児であればできるもので、普通なら手元で絵を見て組み合わせながら全体にはめ込んでいくことができるそうなのですが、長男はとにかく手元はなんとなくただ動いてるだけで、合わせようという気がない。それよりも全体の絵を見たり部分の絵を見てはめ込んでいっているようでした。手元でもつなげられればもっと早く完成するのに。


本当に視覚から入る情報に強すぎて、今目の前で何かをしていても視線は他を見ていることがほとんど。視覚が強いおかげ(?)で、ほぼすべての国旗や色んなマーク、ひらがななどの文字をすぐに覚えたりと、素晴らしい力になることもありますが、いいことばかりではありません。
耳からの情報が入りにくく、呼んでも振り向かないことをしばしば。これも問題です。


そして、触覚からの情報もとても大事なのだそうです。触覚の情報と強く意識したことはありませんが、そう考えてみると、触ってこれはあたたかい冷たい、と感じたり、柔らかい硬い、と感じたり。
かなり使っていますね。


パズルのあとに、袋に色のついた棒が入っていて、袋のなかに手を入れて「なにがでるかなぁー?」でひとつ取って、その色と同じ積み木を取るという遊びをしました。
普通なら、袋に何が入っているかな?とイメージしながらワクワクしながら取るものですが、触覚が育っていないとそれができないのだそうです。

長男は見ないと言われても、袋を開けてみていました。「袋をあけないで、中を見ないで」という指示は入ってきていないようでした。 

先生からは、見ないことでさわって「これはなにかな?」と想像できるけど、見ないことがわからないのであけてしまう。これを家でも練習してと言われました。

お布団のなかに物を隠して、中に何が入っているか答えさせるのもいいと。袋で練習しても多分見てしまうだろうからと。

積み木で遊ぶのもいいそうですが、積み木は崩れてしまうのでそれでパニックになるなら、レゴがいいと言われました。レゴは一度作るとなかなか崩れないので。早速レゴ、購入してみようと思います。

カード遊びは視覚優位のこは、大好きでうちもそうなんですが、それだと感覚が育たないので、小さいテーブルを使って、この中で遊んでねと指定してあげるのがよいそうです。
そうでないと、周りの感覚がわかっていないので、色んなところであそんでしまうそう。まさにその通りで我が家ではいつもカードは散らばっています。
なんでバラバラにするのー!といつも言ってましたが、確かにどこで遊んでみたいな指示はしてなかった気がするので、分からなかったのかな。

視覚が強いのも少し憧れますが…そればかりではとてもバランスが悪くなるし、視覚からの刺激に疲れてしまいそう。
色んな感覚を育てていってあげようと思います!