晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

自閉症児育児~物事の経過に興味がない。

スポンサーリンク


今年から作業療法の教室(月謝を払って通ってます)を月に2回始めました。遊びの中から学ぶスタイルで、色んな遊び方ができる知育系のおもちゃでたくさん遊びます。

相談とみがまえていくと、
あれもこれも聞きたい!と時間がなくなり、そして家に帰ってからの子供の様子から「あれ聞くの忘れてた~!」となるのが常ですが、ここは、遊びという普段の様子を見て、先生が「こんなところがあるね」といってその行動の意味、それに対するアドバイスを教えてくれます。私もその様子から、すごく困っているわけではないけどなんでこんなことをするのかな?と疑問に思ってたことを聞け、その理由がわかるのでスッキリします!
謎な行動の意味が分かり、少しだけ怒る回数が減るような…ほんの少しだけ。


昨日が一回目。
見学に行っていたので「遊びのところ!」と長男もルンルン♪たくさん遊びました。


そこで、なるほどー!と思ったことをひとつ。


長男は、色んなものでちょこちょこ遊びます。
プラレールも動かしたあとは他の遊びに夢中になり、遊んでないから止めてしまうと戻ってきて怒ったり泣いたり。またスイッチをいれて遊び始めます。
よくあるビー玉を転がすおもちゃも転がしてどこかにいって、戻ってきてまた転がす。最初と最後しか見ていません。
刺激に弱く周りが気にな ひとつのことに集中できないのだと思っていましたが、それだけじゃなかったのです。

それは、「物事の経過に興味がない」ということでした。
何でも物事には結果があり、結果が出るまでの経過が必ずあります。
人一倍敏感で繊細な自閉スペクトラム症の子達には、成功体験を増やして自信をつけることが大事で、長男も成功体験を増やしたり、できなかったけど最後までできたからよかったよね!という体験を増やしているところです。できた、勝ったなどのプラスの結果はは本人も分かりやすいのかすぐに喜びますが、マイナスの結果はなかなか受け入れられず、そのたびパニックが起きているのが現状です。

先生は、「経過に興味がないと、成功体験が減ってしまう」とおっしゃっていました。
その通りですよね。結果ではなくてできたことを褒めようとしてきていましたが、そもそも経過にまだ興味を持ててないのだから、まだまだ難しいのかなと思いました。
遊びを通して経過に興味を持たせることが一番の近道のような気がします。
と言っても、いままで実践していた、結果だけでなくそれまでを褒めていくことに変わりはないのでこれからも、いちいち起きてしまうパニックは仕方ないもの!と思って対応していきます!

そうなっている原因が分かるだけで、こちらの心持ちが本当に変わるので、そういうことを丁寧に教えてくれる専門医、専門家に私は恵まれたなぁと思います!

今年もがんばるぞー!と改めて気合いをいれられた1日でした。