幼稚園では運動会練習の真っ只中。
毎日毎日、運動会の練習ヘトヘトになりながらも頑張ってる息子たち。
白いスニーカーもあっという間にまっくろに‥。
次男はまだ3歳児なので、参加する競技も少ないのですが大変なのは長男。すべてが初めての経験で、長男からしたら本当に難しいことだらけだと思うのですが、本人はできないとも感じずに楽しくやっているみたいです。
ダンス、鼓笛、かけっこ。
年長さんということもあり、かなりレベルの高いダンスのようで、全員が同じ動きではないうえにフォーメーションが変わることも多く大変そうです。
見本となる子を決めてもらって今はその子を見ながら練習しているようですが、本番は温かい目で見守ってあげたいと思います。
そして、
まさかの事件。
足の早い子のみが選ばれるリレー。
当然なんですが、長男は選ばれず。発表の場では泣かなかったようですが、家に帰って思い出してしまい大号泣でした。
勝ち負けがわかるようになったくらいから、これはずっと課題なのですが、なかなかこういうことに折り合いをつけることができません。
じゃんけんで勝った負けた、ゲームができたできなかった、そんなことで毎日のような大癇癪を起こしていました。年齢が小さければどの子にもあることなんでしょうが、発達障害の子は、こういうことに折り合いをつけてまぁいっか、と思える気持ちがなかなか育ってこないように思います。コミュニケーション能力とか社会性の問題で、一般的には経験を重ねればこんなもんかなと思えるようなことでもなかなかそう思えるようになるまでに時間がかかります。
これから小学校でも、頑張ったけどテストで100点ではなかったとか、賞がとれなかったとか選ばれなかったとか、そういうことってたくさんたくさん出てくるはずです。
これは社会に出ても大事なこと。そういった世の中の社会の厳しさを少しずつ学んで、身の回りで起きる様々なことに折り合いをつけられるようにならなければなりません。
リレーは足が速い子が選ばれるんだから、あなたより速い子がいるんだよ、あなたには他の誰にも負けないできることがたくさんあるんだから大丈夫的なことをつたえたら、
「ぼくはぼくのできることをがんばる!!」
と、前向きになってくれました。
長男は、元々の考え方がおそらく楽観的なので、話が悪い方に悪い方にいかないので本当に助かります。こういう部分は発達障害関係なしにその子の持って生まれた性格も関係している気がするので、そこは本当によかったです。
療育をしているときは「一人ひとりできることをのばしていく」という感じだったし、できるできないの幅がとても大きかったので、それぞれに仕事があって見せ場がありました。
きっと理想はそういう環境なんでしょうが、運動会は、やはり色々とできる子が活躍します。本人がどんなにやりたくてもできないことだってあるし、そういう気持ちになんとか折り合いをつけられている子が大半なんです。
幼稚園に限らずこれからの社会すべてがそう。
そういったことを学んでいくのは、早い方がいいなぁと改めて感じています。
道はまだ始まったばかりだ!頑張れ息子よ!
そして、11月に受けるはずだったWISC。
キャンセルがでたらしく、来週受けることになりました。どうなるかしら‥楽しみでありドキドキです!