晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

新一年生の五月疲れがやってきた!?発達障害のうちの子の場合。

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今年のGWは、令和という新しい時代になることで例年より休みも多く、小学校生活にようやく体が慣れてきた新一年生には嬉しい休みだった反面、その後の生活スタイルを戻すのがなかなかハードだったと思います。

大人でも起こる五月疲れ。五月病になるのかしら?
特に一年生には多いと聞いていましたが我が家の長男にもやってきました。


5月は疲れがでてくる?

新一年生にとって小学校に入学した4月は初めての事が多く、刺激的な毎日が続きます。やっと体が慣れた頃にGW。休み明けるとすぐに長男の小学校では家庭訪問の時期に入ったので、早い時間の下校が2週間続きました。


連休明けから勉強もどんどん進むようになり、宿題のプリントも増えました。
特別支援学級といっても、通常学級のスピードで授業は進んでいて、長男は通常学級と同じように宿題が出ます。

家庭訪問期間が終わり通常授業に戻ったところで、やはりどの子も疲れが出てきて「学校に行きたくない」「宿題が嫌だ」そんな声が出てきていると聞きました。支援学級に子供が行っている上級生の子供のママからも、一年生の連休明けにトラブルが増えた等の声を以前から聞いていました。

うちの子が五月入ってから嫌がっていたこと


長男はというと、学校は大好き勉強できるなんて最高と言って嫌がることもなく通っていました。
登校は登校班で歩いていき、下校は用事が無いとき以外は歩いて付き添い下校していたしたが、歩いて帰ることは本当に嫌がっていました。家庭訪問のため早い下校時間だったし、本人は元気のように見えていたし頑張らせていました。


あとは、苦手なひらがなの宿題のプリントを嫌がりながらも頑張っていましたが、プリントに書かれたイラストの色塗りはやらなくなりました。(色塗りは元々強制ではなかったのですが、本人は少しだけ頑張っていた)

色塗りは元々苦手で本人もやりたがらなかったし、ひらがなの書き取りだけ頑張れればいいかなと思ってやらせていませんでした。

この2つ以外は、学校関連で嫌がることはなかったように思います。


それは突然だった

お昼過ぎに学校から担任から電話がありました。

「長男君が、突然授業終わった時に、白目を向いて私に倒れ込みまして寝てしまったんです。何かてんかんの発作の始まりじゃないかと心配したのですが、今保健室ですやすや寝ています。疲れて寝ただけならいいのですが、心配なのでご連絡しました」


えぇ!?白目?!寝た?!どういうこと?!

今までに一度もそういうことがなかったのでお迎えに行ってきました。
本人は起こすとびっくりした様子でしたが、至って元気。「突然眠くなって、起きたら保健室にいてお母さんが迎えに来ていた」とのこと。


担任に状況を聞くと、交流学級での活動で本人がクラス担任の話を全く聞いていない様子で、はっと気付いたときに授業が進んでいたことで混乱してしまい、それを少し注意されたということがあったらしく。その後落ち着いて活動は参加できたらしいのですが、終わった途端に補助にきていた支援級の担任に倒れ込むように寝てしまったとのことでした。 


保健室の先生も細かく寝た時間や寝ていたときの様子、体温や脈を記していて、おそらく疲れだろうけどあまりに急だったこととと、突然倒れ込むように寝てしまったことが気になっている様子でした。てんかんの発作が出た子がいて似たような状況で倒れてしまったことがあったらしく、ただその子は気を失っており長男は寝ていたという違いはあるのですが先生方は心配していました。

それで念のため、小児科に連れて行ってきました。

なにかの発作ではなく、ただの疲れだった

小児科の先生は、発達でもお世話になっている先生なので長男のことをよく理解してくださっている先生です。


「今日はどうしたの?」

と先生がきくと、

「急に眠くなって寝て起きたら保健室だった。びっくりした。」


と。答えていました。


先生に寝たときの状況を話したら、


「これは疲れだね、本当に急に眠くなったんだと思うよ。」

とのことでした。


やはり今の時期、1年生はどの子も疲れが出てきているらしく。長男は学校に対して不安も特になく元気に行けているので、毎日頑張っている疲れから急に眠気が来たのだろうと言われました。
不登校気味になる子もいるし、学校や家庭で荒れたりする子もいると考えたら、限界で眠くなり寝たというだけなのですが‥
長男の限界は寝るということがわかり、結果よかったかな?と思いました。


眠くなるほどの疲れの原因は?

原因は、まず4月からの疲れが溜まったことが大きな理由だと思いますが、なぜこの日の状況で爆睡するほど疲れたかに対しての、先生の見解は‥


まず、本人は聞きたくなくて話を聞いていないわけではないから、通常学級で担任の話にずっと耳を傾けるのは大変であるということ。普通は話を聞いていなくても、なんとなくは耳に残っているからわからなかったとしてもそこまで混乱することもないが、長男は全く聞いていないから(他のものを見てしまっている)混乱した上に、それを注意されたことで一生懸命頑張って頑張って疲れがピークに達したのでないかということでした。

今後の対応


翌日からは朝は歩いて登校しますが、帰りは車で迎えに行くことにしました。
本人は歩きたくないと言っているし、まだいつテンションがあがって飛び出すかもしれない今の状況を考えると、親として不安なのでまだ一人で歩かせられられないので、無理せず帰りは車で帰ることにしました。


担任とも話し、もちろん担任も厳しく接していたわけではなく、授業中は先生の話を聞く、というような至って当然のことを教えてあげていたのですが、それが雑音の中から話を聞き続けることの苦手な長男の負担になっていたことになります。

これは頑張れるか?頑張れないか?ということを考えながら、今後はもっと丁寧に見ますと仰って下さり、私としては先生のやり方になんの不満もなかったのですが結果こんなことがありそれに対してもしっかり考えて、これからを考えてくださるような先生でよかったと思っています。

今回の出来事から学んだこと

新一年生の五月の疲れはどんな形ででるかわかりません。学校に行きたくないというようなわかりやすいものだけではだけではなく、長男のように学校で突然寝るという疲れの現れもあります。

攻撃的になる子もいるかもしれませんし、不安な一面を見せる子もいると思います。


親としては、この時期は疲れが出ているということを大前提で接してあげるというのが何より大切なことだと思いますし、本人の好きなことをする時間を作るのも大事です。

私自身、「宿題しなさい」「明日の準備は?」とガミガミ言ってしまうのですが、、こういうことを自分からやるのはそもそもできない子なので、本人の様子を伺いながら接していきたいと思います。




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