3か月に1度の小児科の発達相談にいってきました。
前回はこんな感じでした。
4月から療育をはじめてこの3か月で劇的な成長を遂げた長男。
・言葉がかなり出た。物の名前などもほぼ理解しており答えることができる。
・座って、人の話を聞く体勢を取れるようになった。(しっかりと聞くことはまだ難しい)
・ひらがなを覚えた。
・トイレはほぼできているが、予告か難しい。まだうんちをすると触ってしまう。
前回の言語療法の時に、先生にも見てもらっていたので、言葉が増えたことを先生は知っていたのですが、改めてかなり驚かれていました。
声の出し方、イントネーションが自閉症特有の話し方だとおっしゃっていました。声帯がうまく使えていないかららしい。成長するにつれて、よくはなってくるけど、時間がかかると言われました。
あと、やはり質問に対してがほとんどオウム返しなことも。はたからみると、会話が成り立っているように思いますが、否定することがないのでオウム返しされているだけです。
これも少しずつですね。
そして、お絵描きタイム。
先生のとなりの椅子に座って、先生がクレヨンて○を書いてそのあと同じ○を書かせる。
長男は、クレヨンを前にするとまずは全色書いてみないと気がすみません。
先生の「○をかいて」という指示は一切入らず。とにかく全部の色をちょっとずつ書いて、そのあと真似をして書いているようでしたが、○は書けませんでした。終わりになるか?ということに、偶然小さい○が。
先生は、この○は意味がわかって書いたものじゃないし、まだ○を書くのは難しいね、と。
言葉が出できて、知能の面でだんだんと追い付いてきている、まだまだ難しい面もたくさんある。
ひらがなを覚えたように、好きなこと、興味のあることはほっておいても勝手に覚える。
でも、興味のないことは覚えられないので、一つ一つ根気よく指導していくということは忘れないで。
知能の高い子は、これから周りができて自分ができなかったり、やりたくなかったりすると、絶対にやらなくなる。何をいっても聞かなくなることがあるので、そうなる前にしっかりと教えていってあげてください。
このようなことをアドバイスされました。
しゃべれたとしても、自閉症であることは変わらず、本人の特性は変わらないのだから、これからも丁寧にサポートをしていくことに変わりはありません。
人の話を聞くなんてとんでもないことだったつい3か月前からすると、とりあえず座ってみようというところに来れて本当によかったと思います。
興味がなくても話を聞く、人が話をしているときはじっとして聞く、まだまだ課題はたくさんですが、一歩一歩クリアしていければいいです。
私が最近の思うことで悩ましいのが、
親の育て方で将来が大きく変わること。
長男は、ひらがなに興味を持ちはじめて1週間足らずで読めるようになりました。マークの図鑑も興味津々ですぐに覚えていく。
今までは、とにかく凸凹の凹の部分を伸ばさなきゃと思っていたのですが、少しずつできることが増えて、凸の部分も伸ばしてあげたいなーという気持ちが強くなって来ました。
ても、凸の部分ばかり伸ばしても凹の部分が社会に適応できないくらいではいけない。ここを疎かにしてしまうと、就職すら難しいんじゃないか?とかなんだか将来のことを考えてしまって。
今それを考えても仕方ないんですけどね。
先生には、
親の育て方でこうなった(自閉症)わけではないけれど、親の育て方で将来が大きく変わるのは間違いない。
だけど、そのつどそのつど、修正をかけていけばいい。やってみて違ったらやり方を変える。それでいいんから難しく考えなくてもいいですよ。まだ年少。はじまったばかりなんだから。
と言ってくださり、気持ちが楽になりました。
とにかく、今は、
身辺のことができるようになること。
少しずつでいいから、自分の気持ちを言葉で相手に伝えるようになること。
興味のあることはやらせてあげること。
難しく考えずに、できるようになったことは褒めて私自身も素直に喜び、過ごしていきたいと思います。