晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

3歳9ヶ月発達相談。

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先日も書きましたが、最近、長男の状態が崩れることがとても多い毎日。
話しかけても振り向かなかったり、目も合いにくい。
聞きたいことはたくさんありました。


まずは、先生とのお絵描きタイム。

先生が指示をしないのに勝手に紙を出したりクレヨンを出したり。注意されてもやめられない。
顔を描くように言われたけど、無視。(そもそも顔なんて書けないのですが…)
○を描いてと言われても、
「○と×だよ!」と、誤魔化す。
前回まではできたのに、全く書けませんでした。
クレヨンを並べてみたり、
「これは赤、黒、青」など、マイペースにしゃべったりしていました。


先生は「あららーやる気ないねー。大変になっちゃったねー」と、笑っていました。


やはり、
失敗したくない、という気持ちが強いので、
やりたくないんだろうということ。

本人が書こうと思い描いているのは、もっともっと複雑なものらしく、それが書けない自分に気付いているのだと。

今の長男に、書くということはかなりハードルが高いことなので、無理に書かせなくてもいいからとにかく親が見本を見せること。
書いているところを見せると、それを見て覚えているので、書きはじめたときには完璧に書けているとのこと。自分がしっかりと自信を持てたときにかきはじめるのでゆっくり見守ることが大事なのだそうです。

ほとんど書くことができないので、就学までに書けるようになるか不安ですが、先生には読むことができれば、書くことは焦らなくていいと言われたので読む力は育てつつ、書いてくれることを待とうと思います。


お絵描きに限らずですが、ハードルは低く設定してできることをさせる、そしてできたら褒める。
失敗しても大丈夫、次があることを伝える。

細かいことでいちいち泣いたり騒ぐのも、仕方がないので、それを責めたりせずに、少しずつ解消してあげること。

例えば、紙が破れたと怒ったら、テープで修理しようね、でもその前にお片付けしようか!と、交換条件にするらしい。
成長過程のひとつだと思って、時が過ぎるのを待つしかないと言われました。

今までは何にも考えていなかったのが、理解が深まって自分ができないことに気づいてしまったのでできなくなった。
これは、成長するとともに必ずついてくる問題らしく、覚悟を決めなくてはいけないみたい。


一言でいっちゃうと、ほんとめんどくさい子だなー!でも、これが特性。本人も毎日失敗したくない!という気持ちの中で生きてるんだから辛いだろうなぁと思います。我が子のことを分かってあげられるのは親だけなので、もっともっと寄り添ってあげなくちゃいけないなと改めて…。



作業療法の教室に通おうと思っていると話すと、いいと思いますよと。

人とうまく関われない、人の気持ちがわからない、などという特性をもっているのが自閉症だけど、その根底には、体をうまくつかえない、ということが大きく関わっているのだそうです。
子供は5歳までに、様々な神経回路が出来上がり、10歳までに必要のない回路を捨ててしまうらしい。

まずは5歳までに、正しく体を使う回路を育てなければならない。そしてそれからはその回路をしっかり使うことをしなければならないのだそうです。


自分が5歳までに何か特別なことをしたことはなかったのですが、それなりに人間関係も築けるし、それなりに人の気持ちもわかると思っています。でも、それは私は定型発達児だったから遊びなどを通していて学んで、神経回路を育てていたんだろうなぁと思います。

教室に通ってみたいと思います!