先日、初めての作業療法を受けてきました。
発達外来でかかっている小児科で受けています。
一年ほど前に一度だけ、市の発達センターで作業療法を受けたことがあり、そのときは体を動かす感じだったので、今回もそんな感じなのかな?と思っていました。
いざいってみると、
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この積み木を使った遊びをしました。(高価でびっくり)
はじめに、椅子に座って名前と年齢を聞かれました。
名前はしばらく考えていましたが、フルネームで答えられ、年齢は4歳と答えていました。
積み木が目の前に置いてあったので、それで遊びたくて椅子から立つことが何度かあり、いつも通り声を座るようにかけていたら、先生に
「声はかけないで大丈夫です。本人に考えさせます」
と言われました。
普段から、分かりやすい声かけをしていたのでちょっと衝撃を受ける私。その後は、先生とのやり取りを見守りました。
四角の積み木に穴が開いていて、丸い積み木が入っており、丸を抜いて四角の積み木を積んで、最後に上から穴の中に丸の積み木を落とす。下まで落ちるまでの音がとてもキレイ。
まずは先生が見本を見せてスタートです。
下まで落ちるには、綺麗に四隅を揃えて積まなければなりません。適当に積むと途中で引っ掛かってしまいます。
ほんの少し先生がアドバイスをすると、揃えて積み始めたり、工夫したり、積み木が崩れてもパニックになることなくすぐに積み始めたり。
引っ掛かると不思議そうな顔をして、穴の中を覗いてみたり、また落としたり。
正直、ほぼやり方を教えることなくここまで自分で考えてできるとは思いませんでした。
先生からのアドバイスとしては、
・この半年でかなり成長しているとドクターに聞いているが、反応もとてもよく、考える力を持っている。今後地域の小学校に通うための力をつけていく時期に入っている。
・療育を受けていると、自閉症児として分かりやすく1つずつ指示を出されたり、見通しを立てるためにスケジュールをはじめに提示している。
このままそれを家庭でも続けていくと、考えなくなってしまうので、家ではひとつひとつ指示を出さずに、二つ以上の指示を出してみて。
今が伸び時。子育て方のの転換期に入っている。
・七歳までにとにかく考える力、コミュニケーション力を身に付けることが大切。あと小学校まで2年。幼稚園に行くことも視野に入れていかなければならない。見えない相手の気持ちを考えて行動発言することを学ばなければならない。
このようなことを言われました。
先日、ドクターにも幼稚園併用を言われたばかりで、まさかここでも同じようなことを言われるとは思っておらず、またも衝撃。
療育療育と言われて療育を始めて、大きく成長したので、年長までしっかりと療育をするつもりでいました。。しかし、また違うアプローチをしていく時期に入ってきているらしい。
支援学級に入ったとしても、いずれは普通学級に行くことになる。手帳も返還になるだろう。
できるだけ、今の時期に普通に近づけるようにしておくことが必要だと強く言われました。
幼稚園にはいいお見本がたくさんいるので、模倣ができれば、まわりができればできる方を真似していくと。
確かに、保育所に通っていたとき何もできなかったのは、模倣ができなかったからで、療育を通してしっかり集団を意識できて、模倣ができる今なら、よい見本に刺激されてできることも増える気がする。
長男が、どのように成長して、どんな未来を歩くのか、想像するのがとても難しい。でも、今やることで選択肢を広げられるなら広げてあげたい。
小さいうちにどれだけ身に付くかで変わっていくということは、どんな本にも書いてあり、分かっているつもりです。でも、どんなことをしてあげるのがベストなのか、誰の意見を一番に耳を傾けるべきことなのか、とても難しいです。
この作業療法があった日から、すごく悩んでいます。考えています。
悩みはつきません。