晴れたらいいね~子供の発達障害をプラスに変えるために取り組むママの育児ブログ

ADHD強めの長男と社会性高めのASDグレーンゾーン次男の成長記録。生き辛さを持つ2人の未来が明るいものになるようにしている工夫、知能をあげるために遊ばせたおもちゃや本、母親の悩みや葛藤をありのままに綴ります!

5歳7ヶ月WISC-lV〜IQ138のギフテッドだった。

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長男、WISC受けてきました。
衝撃の結果でした。

FSIQ 138

言語理解(VIC)      131
知覚推理(PRI)      122
ワーキングメモリー(WMI) 144
処理速度(PSI)      115



アメリカだったらギフテッド診断で飛び級レベルらしい。
(ギフテッドといいましたがもちろん日本ですので診断などはされていません)

特に注目すべきはワーキングメモリーの144。
これすごすぎるそうです。
記憶力がとにかくいいし忘れない。
間違いなく写真のように記憶できるタイプのようです。ここは本当に持って生まれた天才的な才能で、この子は一生いいことも悪いことも映像として記憶していくだろうとのことでした。

発達障害はワーキングメモリーは低いと言われているし、私ももちろん長男もそうなんだろうなぁとは思っていましたがとんでもない勘違いでした。
確かに、小さい頃から国旗や県名様々なものを暗記することができて、その覚えられる量も明らかに半端ないというのは感じていましたが、私達には想像もできないものを持っていました。


凸凹があるタイプではありますが、まずそもそものIQが高すぎること、一番低くても115なのでここをみても平均より高い。
とにかく普通一般的な人が考えることや見る視点とは全く異なっているらしい。

今後長男が抱えていく問題としては、本人の考えていることは同い年の子たちとは次元が違うし、これからはどんどん周りと全く話が合わなくなり、授業も面白いと感じずに学校がつまらないと思ってしまうこと。
今の日本ではギフテッド教育を受けることはできないので、この知能をしっかりと理解してもらいながら、自分と周りの違いに気付いて傷付かずに生きていくことが本人が大人になるために必要なことのようです。

IQの高さ=学力の高さではないので、環境で学力は変わってきますが、まず本人のことを理解して伸ばしてあげる存在(学校の先生)が必要なのでこればかりは運である。ただ、環境さえ整えば学力は身についていくので、その環境を整えてあげなければならないと。
小学校にはこの結果を持っていって、本人のことは知ってもらっておくべきだと心理士さんに言われました。



ギフテッド教育が進んでいる海外だったら、どんどん飛び級して本人のレベルに合った教育を受けることで学力はあがっていくだろうけど、現在の日本でそんな体制は整っていないので…海外に移住をするのを冗談交じり?で勧められましたが‥現実無理なので日本で頑張っていくしかありません。

もうなんか、頭がクラクラするほどの衝撃でした‥
私の中では自閉症だと診断された以来の衝撃と頭の興奮でした。

試験内容は私も全部見ていましたが、私が見ていた限りでは早くに間違っていた気がしたし、「もっとできるかなぁ」みたいなところもあったり。そりゃ知能検査なのでできないところまでやるのは当たり前なのですが‥できすぎていたようです。

IQ高め予想は色んな先生からも言われていましたが、どこまで数値に表れるかはわからないし、出ても120くらいなのかなぁなんて勝手な予想をしていました。正直想像もしていなかったIQでびっくり。


彼は毎日何を思い、何を考えながら過ごしていたのか。生まれてから色んなことがあったけど、親が思っている以上のことを長男は思って考えて過ごしていたのかと思うと色々複雑‥。


心理士さんから「この子の話の相手をしながら毎日生活するのは骨が折れますよねぇ、考えていることの次元が違うんですからね、大変ですよ」と言われ、感じていた長男との会話のやり取りの難しさがわかってもらえて、そして、やはり大変だったんだな!と改めて気付けてよかった。


ただ、何よりも、検査をしてくれた心理士さんにも、全く警戒心などなく先生とも思わず友達のように話してしまう態度、そういった振る舞いをしてしまうことやじっと座っていられないところだったり、どうしても今の日本の教育現場では、嫌われてしまう部分がたくさんあるから‥そういったところをうまくわかってもらいながら、本人にもそれは間違っていることを気付いてもらいながら、これから生活していくことが大事だということでした。



3歳で知能検査をしたときは、判定不能の50以下で、4歳でIQ100で、5歳で138ってどんだけの成長なんだよって感じですが。



ギフテッド教育を取り入れている私立の小学校もあるようですが、我が家の住んでいる地域にはありませんし、もし近くにあったとしても金銭的にも入学させられるか考えると厳しいです。

支援学級に行って、いずれ普通学級にうつって、中学校いって高校行って大学。という流れになると思うので、高校は進学校に行ける学力は身につけることのできる環境は整えてあげたいなぁと思います。先生たちからも、トップクラスの進学校であれば気の合う人がいるのでなるべくそこの環境に入れてあげたほうがよいと言われました。


ここ数日、ギフテッド教育のような高知能児のための支援を色々と調べてみましたが、優秀な学生のために海外留学返済不要の奨学金で派遣している企業があったり、ソフトバンク孫社長孫正義育英財団なる優秀な人材への支援団体を作っていたりと、私は知りもしませんでしたが本当に優秀な人が受けられる支援というのは多くあるようです。

長男がそういったものを利用できるような人材に育つかどうかはわかりませんが、彼の知能を考えれば可能性ははるかに高いような気もします。というか、これだけの記憶力をこういったことに生かせないでなににいかすんだ!オタクで終わらせたくない!
私から生まれた子なのか?という感じですが、間違いなく生んだのは私だ!

なので。


そこに近づけるためにも、まずは基本的な生活を自分でできるようになること、年相応の振る舞いができること、上手くなくてもいいので人付き合いができること、そういったことが必要になります。
学力を身につけていくことも必要ですが、まずはそういった部分を今後小学校の集団生活で学んで行くことが大切です。



そして、まだどういう形かはわかりませんが、英語は身につけさせてあげたいと考え始めたところです。
耳を育てることと発音。ギフテッド教育なんて我が家の金銭事情では無理ですが、せっかくもって生まれた知能なので、上手に活かしていってあげたいです。


なんだか疲れた週末でしたが、長男を見る目が変わった。何を考えてるんだろうなぁ。
ここ最近は、いろんな色を見ては「これは何色と何色を混ぜてるんだな」とつぶやいております。



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